ミュージシャンの必読書「金持ち父さん 貧乏父さん」


みなさん初めまして。ドラマーの中川ヒロキと申します。

僕は正社員を3年経験した後に独立し、今は演奏とレッスンのお仕事をしながら、ブログを書いています。

音楽家、ミュージシャンを目指す学生や社会人の皆さんは、日々練習をして、仕事もして、色んな人と連絡をとって…毎日やることが多くて大変ですよね。
なかなか他のことに割く時間は少ないと思います。

僕もそんな一人ですが、並行して欠かさずに行っていることがあります。

それは「お金の勉強」です。

お金に関するリテラシーをあげようといろんな本を読んでおり、今は行動経済学の本を読んでいます。
税金や投資、マーケティングや経済まで、興味のあることの本を読める限り読もうとしています。
僕の先輩も「読書は個人練習だ」と仰っていたように、楽器の練習と読書は毎日欠かせないものになっています。

そのきっかけとなった本は、投資などに関わる話では必ず名前が挙がる本の

「金持ち父さん 貧乏父さん」です。

https://www.amazon.co.jp/改訂版-金持ち父さん-貧乏父さん-アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学-単行本/dp/4480864245/ref=asc_df_4480864245/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=295718281828&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=13060606810271206634&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009300&hvtargid=pla-525332972373&psc=1&th=1&psc=1

この本を社会人1年目の5月に読んでから、「音楽”だけ”で食べていくこと」を目指していた自分から、考え方が丸っと変わりました。

この本はよく不動産投資の本として捉えられがちですが決してそうではなく、
やりたいことを目指す全ての人におすすめの本です。

僕がおすすめしたい理由は、2つの学んだことがあったからです。


2つの学んだこと

金持ち父さん貧乏父さんから僕が学んだことのうち、大きかったのはこちらです。

  • お金を持っていくものは「負債」。お金を持ってくるものは「資産」
  • 真面目に働くだけではなく、勉強をしてビジネスを持ち、お金にお金を生み出させる

このことから僕は、「音楽”でも”食べていけるようになりたい」と言う考え方に変わりました。
上の2つについて、順を追って説明していきます。

最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】

・お金を持っていくものは「負債」。お金を持ってくるものは「資産」

一つ目の「負債」と「資産」の考え方ですが、
音楽家を目指す皆さんは資産だと思って、高価な機材やヴィンテージの楽器を買っていたりしませんか?

もちろんそれ自体の価値もあるとは思いますが、買った後にお金を生み出していなければ、それは「負債」です。

他のものに例えると伝わりやすいかもしれません。

まず基本的に「持ち家」や「車」は負債の場合が多いです。

将来の資産だと思い、ローンを組んで購入する方が多いですが、その後は毎月ローンのお金をむしり取っていき、自分には1円もお金を生み出してはくれません。
そして一度でも住んだり使った場合、売る時には「中古」となり金額が買った時からガクッと下がる。
これは資産ではなく「負債」です。

「ローンが払い終われば物として残る」とか「自分の子供に残せる」という声は多いかもしれませんが、
一度家を買った後にかかってくる税金などの追加の固定費もありますし、
しっかり数十年使ってボロが出始めている家を、誰かが後から買ってくれますか?なかなか厳しいと思います。

固定費も賃貸よりもかかり、売るときは買った値段より安くなってしまう。


ほかにも高価な機材を持っていたり、ヴィンテージは数年後に売れば金になると思っている人も、
今そのローンを払っているだけで、リセールバリューが無かったり、お金を生み出していなければそれは「負債」です。
このようにお金を持っていくだけで生み出してくれないものは「負債」だとこの本では語っていました。

では「資産」とは何か?

資産とは「それ自体がお金を生み出し、自分にお金を持ってくるもの」です。
こちらはイメージしやすいと思いますが、

ミュージシャンが発表した楽曲達は、印税やストリーミングでの収益、ミュージックビデオに付随する広告費など、
楽曲達はお金を生み出してくれるので「資産」となるわけです。

音楽以外で言うと、不動産を使った家賃収入や売買での売り上げ、株への投資による配当なども「資産」となるわけです。

他にも、経営者になり自分は動かなくてもお金が入ってくるシステムも「資産」となります。
僕の中ではプレイヤーのスキルも大きな資産です。

ここを読んだ時に僕は、「負債」ではなく「資産」を持とうという考え方に変わりました。

・真面目に働くだけではなく、勉強をしてビジネスを持ち、お金にお金を生み出させる

さて、「資産」と「負債」の違いが分かったうえで、次にさらにこの本に突っ込んでいきます。
ここから説明していくのは5つのことです。

  1. 好きなことを続けるためには、お金の知識が必要
  2. 従業員や専門家ではなく、経営者や投資家になる
  3. 税金の仕組み
  4. 資産に投資をして、自分のビジネスを持つ
  5. 学ぶために仕事をする

順を追って見ていきましょう。

1. 好きなことを続けるためには、お金の知識が必要

ミュージシャンを目指す皆さんは「いつか音楽だけで食えるようになるぞ」と思い、日々アルバイトなどをしながら練習を重ねていることだと思います。
音楽だけではなく、好きなことを仕事にしようとする皆さんも「好きなことだけで生きていくぞ」と思っていると思います。

それはもちろん尊いことですし、僕も音楽においてはその気持ちを持って取り組んでいます。

しかしお金のことを考えた時、それはまじめに公務員を目指すとか、会社で真面目に働くこと変わらないんです。


好きで続けていた音楽のはずが、したくもないブランディングや、嫌いなプロデューサーに従った結果、自分のやりたかったこととは全く違うことをやらざるを得ない、なんて話もよく耳にしますよね。
僕も、そんな経験があります。
しかし、生活のために音楽を続けた結果そればかりになっては、いつか音楽がしんどく嫌になってしまう人もいると思います。

また、去年から始まったコロナなどの予測できない社会現象により、エンタメ業界の仕事が突然なくなり、
音楽などの創作活動を辞めざるを得ない状況になってしまう人も出てきてしまうのです。

いざそうなってしまった時に、本当に好きなことで生きていたと言えるでしょうか。
お金のために仕事に縛られていたとは思いませんか?

本当に好きなことを仕事として続けていくためにも、自分のビジネスを持ち、資産による収入があれば、
好きな仕事を好きなペースで楽しく続けることができると思うんです。

この見極めとなる質問がこの本に書かれていたのですが、

「あなたは1年間仕事を休んでも生活できますか?」


貯金しておけば大丈夫とかそう言った話ではなく、いざ1年間仕事を休んでもお金が入ってくる仕組みがあれば、生活に困ることは無いでしょう。

かっこよくないアーティストのサポートをしなくて済むわけですし、無理して日々SNSの更新をしなくてよくなるわけです。
予測できなかったコロナなどで仕事が無くなっても、渋々アルバイトなどをしなくて済みます。

よし、そしたら投資をして資産をゲットして、不労所得で生きていくぞ!なんて簡単な話を、金持ち父さんは教えてくれるじゃないんです。
そのためには、お金の仕組みなどについて勉強しなければいけません。

いわゆる不労所得を得るためにはまず、従業員や専門家ではなく、経営者や投資家になる必要があります。

2. 従業員や専門家ではなく、経営者や投資家になる

金持ち父さんの中では、世の中の人はこの4種類に分類できるそうです。

会社に勤めて働く一般的な会社員やアルバイトは従業員に入り、
事務所に所属するアーティストや研究家などは専門家に分類されます。
そして衝撃なんですが、

左側のままでは、金持ちになれないそうです。

右側にならない限り、お金持ちになったり、経済的に自立することはできないんですね。

会社で働いて、社長目指して出世することや、
アリーナ公演を成功させたり、ビックなアーティストのバックバンドを務めたとしても、お金持ちにはなれません。
タイトルにもある貧乏父さんは、まさにこの左側に当てはまります。

その理由は2つありまして、

  • 勤労所得か、資産所得か
  • 税制の面で、お金の使い方が異なる

とこの2つの違いが大きいです。

決して事務所に入ることを否定はしてませんし、むしろ事務所の力が無ければプロモーションや大きな会場を抑えることなどは、独力ではなかなか大変ですので、力を借りられるなら絶対に借りたほうがいいと僕個人は思っています。

3. 税金の仕組み

資産所得に関しては、ここまでお話ししたように、労働をしなくてもお金が入ってくる、というところでイメージしやすいと思いますが、税金はどのように違うのでしょうか。

左側の従業員と専門家のお金の使い方は、

①収入が入る→②税金を払う→③お金を使う

という順番になります。

そして右側の経営者や投資家の場合は

①収入が入る→②お金を使う→③税金を払う

と言うふうになります。

従業員や専門家のままでは、先に税金を払う源泉徴収がされてしまうため、経費での計上ができないんですね。

なのでどんなに収入が上がったとしても、先に税金を取られてしまい、自分の稼いだお金を事業に対して自由に使えないんです。

逆に経営者や投資家になれば、先に経費を計上した後の残りのお金に税金がかかって来ますので、先に自分のやりたいことにお金を使うことができるんです。
これは大きなビジネスの話だけではなく、節約という観点からも非常に大事な点です。

僕はここで、「だからみんな領収書を取っておくのか」とやっと気づきました。
学校だったり、普段会社に行って仕事をしているだけでは、こんなこと教えてくれないですよね。

「お金の勉強」はしないだけで損をするんだなと学びました。

⒋ 資産に投資して、自分のビジネスを持つ

さてここからが、将来について真面目に考えるところになります。

本当に好きなことで生きていくためには、お金の勉強をして、資産所得を作るということまではわかりました。
では具体的に資産所得を作るためにはどうしたらいいんでしょうか。

いきなり株や不動産に投資しようにも、元手となるお金もなければ知識もありません。

金持ち父さんもそこは分かってくれていたので、
まずは小さくてもいいから自分のビジネスを持ち、経営者になろう言っていました。

自分のビジネスとは何があるだろうと考えた時、僕はまず自分の好きなことをとことん突き詰めました。

そして当時浮かんだのは、

  • ドラムの演奏自体が好き
  • かっこいいアーティストとかっこいい曲を演奏するのが好き
  • 服を着るのが好き
  • 文章を書くのが好き
  • 人と話したりするのが好き
  • ゲームが好き
  • ご飯を食べるのが好き

当時はこういったことをまずリストアップして、これらをビジネスに結びつけられないか考えました。

これらから、自分なりの小さなビジネスから始められないか考え、思いついたものは、

  • 自分のバンド活動での収益、特に楽曲での自分が動かなくても入ってくる収入
  • 自分自身の演奏活動での収入
  • 好きな服を着て広告塔になったり、紹介ことでの収入
  • 自分の思っていることをブイログで発信して、ブログを書くことでの収入
  • ゲームのレビューや実況動画などでの広告収入

などでした。
こう考えると、ビジネスになりそうなことはいくつかありますね。

そして次に僕は、優先順位をつけました。

一番好きなドラムでまず収入を得られるように、演奏の技術を磨いていきました。
そして次に、仕事が接客業だったこともあり、人と話す技術を磨きました。
そして今、こうしてブログを書いて、文章と発信のスキルを磨いているわけです。

⒌ 学ぶために仕事をする

でも、生きていくためにも投資するためにも、お金も必要ですしそんなにすぐ好きなことだけはできません。
ましてや仕事に時間も取られ、自分の時間もなかなか作れないですよね。
僕も正社員をやっていたので、その気持ちはよくわかります。
時間を無駄にしてしまっているようで、自己嫌悪してしまいますよね。

金持ち父さんの本では、その仕事すら捉え方を変えて、自分の学びのための仕事にしようと言っていました。
働いてる時間ですら自分への時間の投資なんです。

もちろん仕事の内容にも寄りますが、僕も考え方を変え、ただひたすらにお金のために働くだけではなく、自分のビジネスに生かせることを学ぼうとしました。

その結果、僕が正社員をしたことで学べたことは

  • 営業のやり方
  • 会社員として雇われて給料をもらう側の気持ち
  • どれだけ会社に時間を割かれるか
  • 会社も自分にとっては客であり、雇われる分利益を提供しないと、いいポジションには居続けられない
  • 大きな企業では身動きが取りづらいため、新しいことをやるのに、いろんな手間や時間がかかる
  • 企画書の作り方やメールの書き方などのビジネスマナー
  • 在庫に対しての売上、回転数の考え方
  • 外部への委託の手順や必要書類の作り方
  • 会社を上手く使い、自分にプラスな人と知り合う方法

などを学びました。
ただお金のために働くのと意識して働くのでは、自分の中で得られるものがだいぶ変わります。

仕事からも勉強をし、通勤などの隙間時間で読書や動画をみたりすることで情報収集をしたら、その次に行うことは発信です。

ブログでもせどりでも、自分名義の曲の発表やSNSでの発信など、小さな副業を始めてみましょう。
その小さなビジネスからでいいんです。

僕の中では、従業員や専門家を経験し、経営者や投資家になるのは十分に王道なのでは無いかと思っています。
従業員や専門家からまずは独立し、一人でまず経営を行ってみましょう。
そして人を雇うときに、雇われる側の気持ちを知っておくことは非常に大切です。
投資家になるためにも、経営者を経ることで上手くいく会社とそうでない会社を、数字以外の面からも見ることができるようになると思っています。

この順番で金持ちになることが、僕の目標であり、今実践していることでもあります。

沢山の経験が、自分にとっての「資産」になり、最終的に金持ちになれるのでは、と思っています。

最後に

ここまでのことをおさらいしましょう。

  • 「資産」と「負債」の違い
  • お金の勉強も必要
  • 経営者や投資家になる
  • 税金の勉強はしないと損する
  • 今の仕事を学びにする
  • 小さなビジネスから始めてみる

さて、沢山お話ししましたが、一番大事なのが

実際にやってみる、ということです。

仕事の捉え方を変える、お金の勉強、小さなビジネスなど、
全て始めてみないと、知識だけでは自分の経験にはならず、資産はなかなか増えません。

そして実際やるにあたり、これからはあなたは資産に投資をしていくことになります。
お金も時間も、自分のビジネスのために投資をしている、という意識を持ちましょう。

「これはただの消費になっていないか、投資になっているか」

と常に自分に問いかけてみてください。
好きなことで生きていくために、もったいないことをするわけにもいかないですからね。

何よりミュージシャンになるにあたって、覚えていて欲しいのは、
あなたは既にアーティストであり、自営業者として独立しているんです。

事務所に所属するメリットは大いにありますが、決して事務所のプロデュースされるままではなく、
自分が回すという意思を持って、対等な関係を築き上げてください。

そしてフリーランスとして独立して生活できるような知識やスキルを身につけてください。

でも自分のことを追い込みすぎても嫌になってしますので、マイペースに、でも無駄の無いようにしましょう。

さぁ、自分のビジネスを初めて、そして最終的には投資などの資産所得だけで生きていきましょう!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る